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date :2016年07月

でんたまSSに「竜と少年」を追加


 でんたまSSに「竜と少年」を追加しました。

 こちらは2016年5月12日の記事で書いたSSに加筆訂正したものです(^_^;)

 アンソロ作業にてんやわんやでサイトが放置気味なので、少しでも何か動かそうと思いまして(^^ゞ

 ブログで書いたSSやTwitterの140字SSなどは、ちゃんと別途保存しておかないと流れていって後で辿るのが大変になってしまうので、こまめにサイトへ移していこうと思います。

Twitter300字ss・「のむ」


 300字という字数内で一週間掛けて完結した小説を書き、それを公開して交流や宣伝に役立てようという「Twitter300字ss」。
 第二十三回目のお題は「のむ」です。勢い余って二つ書けましたw



『春闘』

『我々はー! 労働環境の改善をー要求するー!』
 音の割れた拡声器から飛び出すのは、実に使い古された文句。厨房前に陣取って演説中の彼女は『おっかさん』こと105号室の岡さん。長年に渡り『松和荘』の胃袋を支えてきた凄腕の料理人だ。
「朝から何よ?」
「とうとう電子レンジが壊れたらしいですよ」
『かねてより要望していたー! オーブン機能付電子レンジの設置を要求する―!』
「おー!」
 一緒になって騒いでいるのは、ノリのいい住人達だ。
『要求が通るまでー! 食事は作らないぞー!』
「ええっ、それは困る!」
 あっさりと内部分裂が始まり、ますます騒がしくなった厨房前で、管理人はやれやれと肩をすくめた。
「要求を呑むしかなさそうだな」


『命の水』

 ――正直なところ、ネタが尽きたんだ。
 連れて行かれた酒場で、養父はあっけらかんと笑う。
「しかしまあ、たまにはこんなのもいいかと思ってな」
「そんなこと言って、自分が飲みたいだけだろ」
 呆れ顔で答えつつ、通りがかった看板娘を捕まえて注文をする。
「ツマミを適当に、あと――」
「例の酒を頼むよ」
「かしこまりました~!」
 訳知り顔で引っ込んだ看板娘は、すぐに太めの瓶を抱えて戻ってきた。
「ジェノア産の二十五年物? こんな蒸留酒よくあったな」
「ああ、随分前から探してもらっていたんだ」
 古めかしい瓶をそっと取り上げ、慎重に注ぐ。
「いい酒だからな。味わって飲むんだぞ」
「分かってら」
 初めて差し向かいで飲んだ酒は、喉に沁みた。




『春闘』

 …前回に引き続き『松和荘』の人々(笑) 文字数の都合で削りましたが、『おっかさん』はわざわざ手作りの『春闘』ハチマキをつけて拡声器で演説してます(笑) 時間があればのぼりも作ったんじゃないかな(笑)

 「のむ」というお題を見た瞬間「要求を呑む」しか出てこなくって(^_^;)

 まだ全然形にしてない『松和荘』ですが、下宿ではなく一応普通の賃貸アパート。実体はシェアハウスみたいなものです。朝夕は食堂で岡さん特製のご飯が食べられます。休日の昼だけは、各々が適当に作って食べてるんじゃないかな。


『命の水』

 …こちらは拙著「伝説の卵神官シリーズ」より、主人公ラウルと養父ダリス。ラウル二十五歳、『未来の卵』がはじまる一年くらい前のお話です。
 それまでは毎年いろんなものをプレゼントしてたんですが、とうとうネタが切れた模様(笑)

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