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date :2016年09月

#twnovelサルベージ 「杖」「無重力」


 ツイッターで時々思いついて書いてる「#twnovel」が全然拾えてなかったので、思い出せたものだけ格納。




「杖」


 全くツイてない。術が暴走して足を怪我したばかりか、愛用の杖まで壊してしまった。
 新調すべく馴染みの店へ向かえば、出されたのは一人の青年。
『杖です。あなたを支えます。どうかそばに置いて下さい』
 真顔の懇願。店主も澄まし顔。
 …仕方ない。まずは怪我が直るまで使ってみようか。


「無重力」

 重力制御が利かなくなったコロニーでの生活を余儀なくされて数ヶ月。
 人間の順応力たるや素晴らしいもので、すでに生活の不便はほぼ解消されつつある。
 特に女性の髪型は劇的な進化を遂げた。無重力を生かし、更に動きやすさを兼ね備えた斬新な髪型の数々。
 最新の流行は「天女結い」だ。





「杖」
 …某先生が足を怪我されて困ってらっしゃるツイートを見て『ああ、人間杖としておそばで支えたい』とか真剣に思ってしまったら、こんな話が組み上がってしまいました(笑)


「無重力」
 …「私を月まで連れてって」(竹宮恵子著)の中で、無重力空間専門のファッションデザイナーの女性の話があって、その人のデザインするドレスは無重力でのショーを想定したつくりになってるので、地上で着るとずるずる引きずっちゃったりしてかっこ悪いのです。
 無重力での衣服=体にフィットした服だと思ってたからあの話は衝撃的でした。

 で、無重力で何が困るって、「長髪は浮く」「顔にまとわりつく」だと思うんです。そうなると、短くするか、長い髪はまとめるしかなくって(実際、宇宙飛行士で長髪の人達は巧いことまとめてます)しかも重力で垂れ下がることがないわけだから、かなり斬新な結い方が可能になると思うんですよね。

 …というツイートの後のツイノベだったのです(笑)

 自作SF「T☆T」にはコロニー種族「リー・オン」というのがいて、事故で太陽系から離脱してしまったコロニーの人々が独自の進化を遂げたという設定。初期段階で重力制御が出来なくなって無重力になったので、人々は無重力に順応してます。

ゆめみの町探訪・桜の下には__が埋まっている


 「ゆめみの町探訪」に番外編「桜の木の下には__が埋まっている #僕のことを少年とよぶおねえさん」をアップしました!

 こちらは大学漫研の学漫(部誌)にゲストとして参加させていただいた原稿です。
 小説ページの作り方の一例となるように、「扉絵」「本文のフォントサイズや段組の工夫」「ヘッダ・フッタをつける」「カタコミをつける」「画像を入れる」など、様々なテクニックを駆使して原稿を作りました(^^ゞ

 元原稿が「B5・二段組」なもので、コピー本にするにしても組版から変えなければならず、だったらサイト公開の方が早いなと思いまして、こちらでの公開とさせていただきます。

 なお、原稿を書いたのは2016年の春過ぎだったのですが、ちょうどこの頃、ツイッター上で「#僕のことを少年とよぶおねえさん」というハッシュタグによる作品群が展開されていて、その心に響くフレーズを使わせていただきました。
 同時期(もしくはそれより前)、同じくツイッター上で「桜の下には○○が埋まっている」のようなハッシュタグ(うろ覚え)も流れていて、それにも影響されて、二つを混ぜたような内容になっています(^^ゞ

Twitter300字ss・「訪れ」


 300字という字数内で一週間掛けて完結した小説を書き、それを公開して交流や宣伝に役立てようという「Twitter300字ss」。
 第二十五回目のお題は「訪れ」です。




『巡る季節』

 永遠に続くかと思えた猛暑が、波が引くように鎮まっていき。気付けば朝晩に一枚上着を羽織るようになって、玄関の靴箱からはサンダルが消えた。
 流石にまだコートを出すには早すぎて、長袖のパーカーを着こんで外に出れば、庭木を見上げる文さんと鉢合わせて、思わず笑顔になる。
「お出かけですか?」
「うん。ちょっと郵便局にね」
 スニーカーの踵を直しつつ、彼女の視線の先を辿れば、そこには一枚だけ紅く染まった楓の葉。
「秋だね」
「秋、ですわ」
 気合の篭った返答。エア竹箒を握りしめ、決意に燃える瞳で楓の木を見つめる文さんは、すでに落ち葉との格闘を始める気満々だ。
 幾度も巡る季節。繰り返される挑戦。
 秋の訪れは、いつだって物悲しい。




 Twitter300字ss・「地」に登場した『松和荘』の文さんと香澄さんに再登場願いました! 「落ち葉の季節」の前日譚になります(^^ゞ

 ちなみに、 Twitter300字ss・「地」の「落ち葉の季節」を約十倍に大増量してリライトしたものを、第4回Text-Revolutionsの公式アンソロジーに提出しております。すでにweb公開されておりますので、是非そちらも合わせてお楽しみください\(^o^)/

  →第4回公式アンソロジー「和」:「落ち葉の季節」 seeds


でんたまSSに「薫風の候」を追加


 でんたまSSに「薫風の候」を追加しました。

 こちらは外伝9「Letters~春嵐の窓辺~」の後日談となります。本神殿長ダリスの妹ドロテアに、ダリスの秘書オーロが送ったお礼のお手紙です。

 このSS、実は目下編集作業中の「でんたまアンソロ」からこぼれた作品でして(^^ゞ
 横書き1ページで手紙風にページレイアウトしたら、なんかこう、どこに配置しても浮いてしまって……。
 
 サイト収録にあたり、仮タイトル「拝啓 ドロテア=エバスト様」から改題して「薫風の候」としたら、途端に座りが良くなったので、もしかしてタイトルのせいで浮いてたのか? という疑惑もありますが、アンソロには別のSSを入れて構成が整ったので、きっとこのSSは最初からサイトに入る方がいい作品だったのでしょう!

 そんなでんたまアンソロは10/8の「第4回Text-Revolutions」で頒布開始予定です!
 凄いの揃ってます(語彙どこいった)!! お楽しみに~♪

 あ、冊数あまり刷らないので、確実に入手したいという方は事前に一言おっしゃっていただけると嬉しいです(^^ゞ

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  • Author:seeds
  •  オリジナル小説サイト「星明かり亭」を運営するへっぽこモノカキ(^^ゞ
     猫好きだが猫アレルギー……orz

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