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日常の呟きから小説裏話まで
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2016年総括と2017年の抱負など


 最後までばたつきましたが、いよいよ2016年も終わりを迎えるということで、今年も総括と来年の抱負など書いていきたいと思います。

 まずは2016年プレイバックから。

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○でんたま・月に捧ぐ歌・第六章[4](※追加)[8]
○でんたま・外伝8「眠リ猫ノ夢」
○でんたま・外伝9「Letters ~春嵐の窓辺~」
○でんたま・SS「竜と少年」「薫風の候」「素朴な質問」
○でんたま・Spin Off Story「秘密の庭」「金冠鳥の囁き」 
○Tales of Farn・第0章~第6章・外伝 魔女の谷間
○《gilders》 伝説の都市 ~蜃気楼の町~
○《gilders》 白い猫・金の鷹 銀の小鳥・魔法の壺・歌う薬・鏡よ鏡・剣と鞘・真昼の月
○Farn World:Fragment 「最後の伝令」「春告鳥」
○ゆめみの町探訪・「手紙の木」「桜の木の下には__が埋まっている」
○放課後綺談「コンノさんと私」「番外編・コンノさんと部室」「コンノさんと冬コミ」
○HIKARI

・サイトを一部改装
・第3回Text-Revolutions 参加
・第二十二回文学フリマ東京 参加
・第4回Text-Revolutions 参加

●伝説の卵神官公式アンソロジー「でんたま!」 刊行
●テキレボ公式アンソロジー「和」:「落ち葉の季節」
●本丸日誌・雅
(●幻想水滸伝FAN BOOK 水辺の情景) ※これは昔の作品をまとめたものなので、正確には今年のものではない

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 こう書くと、なんかいっぱい活動したなーという気になるのですが、半分くらいは「今まで同人誌描き下ろしでサイト未掲載だったものをサイトに載せた」やつだったりするので、実際に「今年書いた本数」は半分以下ですかね(^_^;)


 今年はとにかく「創作文芸イベント」参加に力を入れた年になりました。
 3/21のテキレボ3に参加表明をしたのが2015年の12月半ば。そこからは、まずこのテキレボに向けての活動に全力投球になりました。
 なので1~2月はサイト更新が全然できず、3月にあげた「HIKARI」も、昨年末に参加表明をした「覆面作家企画7」参加作で提出が12/1だったので、実際に書いたのは2015年末。(正解発表が「2/29」だったので、それを待ってサイトに上げました)

 テキレボ3では、どうせ参加するなら、と色々な企画にも参加させていただきました。
 公式アンソロジー「猫」には書き下ろしが間に合わなかったので過去作品(《gilders》白猫魔法店)を載せてもらい、それが朗読企画で朗読していただいたり!!
 「300字SSポストカードラリー」に3作品参加して、それに絡めてイベント合わせの新作「でんたま外伝・Letters」を書いたり!
 また、テキレボは二次創作もOKなので、それなら! と過去に書いた幻想水滸伝の二次創作で一冊出してみたり♪
 …こうして振り返ると、はしゃぎ過ぎじゃね? って思います(笑)

 テキレボ3終了後、思うところありまして、今まで「同人誌描き下ろし」を売りにしてサイト掲載をしていなかった作品を、すべてサイト掲載しました。
 三月後半から四月の更新ラッシュはそれです(^_^;)

 「手紙の木」は「300字SSポストカードラリー」参加作。後から数えたら301字あった、というオチまでついてますorz
 そしてでんたま外伝「Letters」のプロローグ・エピローグ部分は、同人誌版ではそれぞれポストカードに印刷して同梱という形になっており、ポストカード単体で「300字SSポストカードラリー」にも参加させていただきました!
 《gilders》は製本版で中途半端に余ったページを埋めるためのSSがちょいちょい入っており、そちらはサイト未掲載だったので、製本版が頒布終了したことを受けて、すべてサイト掲載いたしました。
 「放課後綺談」は別名義のサークル会誌で三年前から連載している「ちょっと不思議な現代モノ」。恐らくあと1~2話で完結します。そうしたらまとめて一冊の本にしたいなと思っています。
 でんたま外伝「眠リ猫ノ夢」は、同人誌自体は2013年に発行していたのですが、そろそろ残部も少なくなってきたことだし、ということでサイト掲載に踏み切りました。同人誌版の挿絵は琉桔真緒さんにお願いしたのですが、サイト掲載も快諾いただいたので、サイズを落としたものを掲載させていただいております♪
 Tales of Farnシリーズも手製本の同人誌版が頒布終了しまして、しばらく続きが出せなさそうなので(すいません!) 、当初はサイト掲載をしない方向で考えていたのですが、すべて載せました。今後は製本版を出さずにサイトで不定期連載を続け、ある程度溜まったら、文庫サイズ・4分冊くらいで出したい所存……。

 この辺りで、今度は5/1の「文学フリマ東京」への準備が入ってきます。
「最後の伝令」は当初、文フリの有志企画「鳥散歩」参加用に、鳥が出てくる話として思いついたものだったのですが、お試しで読むにはちょっと固いし設定が分かりづらいなと思って没にしたもの。
 これの代わりに「春告鳥」が企画参加作になりました。こちらはポストカードに印刷して無料配布したものです。

 文フリ東京が終わってからは、「でんたまアンソロ」用の原稿と、寄稿いただいた作品の取りまとめに入っていきました。
(作業自体は、他のものと平行してじみーにやってましたが(^_^;)
 でんたまアンソロは、10/8のテキレボ4で初頒布を目指して、締切を設定して作っていたので、5月以降から9月いっぱいはずっとこのアンソロ作業にかかりきりでしたねー。
 また、テキレボ公式アンソロジー「和」には、直前のTwitter300字ssで書いた「落ち葉の季節」を加筆訂正したものを提出。
 んでもって、提出した時にサークル紹介文で思いっきりポカやって、「ファンタジー尻小説」なるパワーワードを生み出してしまったのがもう……orz すぐ気づいて直せたから良かったけど、あれあのまま印刷されてたら大変なことになってたわ……( º言º )
 そして、このテキレボ4の有志企画で「とうらぶプチ」があると知り、うっかり「書けるかな~書けないかな~」とか呟いてたら「そんなこと言ってる間に書け」ってれぼんちゃんにツッコまれたので(笑) ほいほい書いたらがっつり16P&300字ポスカ1種作っちゃいました(笑)
 また、有志企画で「キャラクターカタログ」というのもあって、そちらに参加させていただくにあたり、イラストとSSを書き下ろしたのですが、ちょうどその頃、一番絵が描けない時期で、もうひいひい言いながら書いた記憶が……。(一緒に出したSSが「素朴な疑問」です)

 9月はもうアンソロ原稿の追い込みでしたね~。寄せていただいた原稿にどれだけ励まされたことか。私のはともかく、こんなすごいのを落としでもしたら罰が当たる! と、その一心で編集してましたw
 しかし今回は、直前でお願いする印刷所を変えたりしたので、もっと事前に調べたり準備したりしないとダメだなあって痛感しました。

 で、満を持して10/8のテキレボ4です。
 詳細はレポートに書きましたが、今回合体参加させていただいたので本当に楽させていただきました! ナギノさん、むしこさん、本当にありがとうございました~(拝む)!

 テキレボ4のあとは、ずっと止まっていた16周年記念企画(2015年の周年企画)「伝説の都市」プロットから本文への書き起こしをメインに進めておりました。一年かかってしまいましたが、どうにか「伝説の都市」を年内に仕上げられてホッとしております。

 11月には、昔から「星明かり亭」に遊びに来てくださっていたゆらさんからのご依頼を受け、「文字組版に関する個人的な勉強会」に拙作「眠リ猫ノ夢」を使っていただきました!
 お話をいただいた時はもうびっくりで!! 私の作品でいいのか、というドキドキでいっぱいでしたが、少しでもお役に立てるなら、と思いまして(^^ゞ 条件に合う長さの作品を色々検討した結果、「眠リ~」を使っていただくことになりました。
 勉強会を拝見することは叶わなかったのですが、ものすごく受けたかった……!! 組版はちゃんとした理論を学ばないと、ほんと難しいです……。

 そしていよいよ12月。
 ツイッター上では、今まで書いた中でクリスマス関連の作品や企画を紹介したツイートをまとめて、「星明かり亭のクリスマス」というモーメントを作りました♪ まとめてみると、結構書いたなーって思いましたw 昔はアドベント企画もやってましたからね……。

 そして年内最後の更新となったのは「月に捧ぐ歌」。
 まずは、抜け落ちていたエピソードを第六章[4]として新たに挟み込みました。
 後からエピソードを挟んで、それまでのものを一個ずつずらすという力技をやらかしたので、2016年の更新がこれで締めくくられてしまうのはちょっとな、と思いまして(^^ゞ
 書き進めていた[8]の校正を前倒しして、どうにか年内にあげることが出来ました(^_^;)

 このほかにも、Twitter300字ss参加作品がブログに10作くらいあったり、#twnvelや#twnvdayで書いたものをサルベージしたものがあったりするので、今年は本当にいっぱい色んなものを書いた感触です。

 さて、ツイッターで「今年トータル何文字くらい書いた」みたいな話題を見かけたので、うちも乗っかってみることにw

《サイト更新(書き下ろし)分》 
 月に捧ぐ歌[4] 3,331文字
 月に捧ぐ歌[8]  4,754文字
 でんたまSS・竜と少年 1,566文字
 でんたまSS・薫風の候 1,144文字
 Farn World:Fragment 最後の伝令 1,182文字
 《gilders》「伝説の都市」 19,991文字(※今年書いた分のみ。全体では22,654文字)

《製本分・その他》
 「手紙の木」 301文字
 「親愛なるお兄様へ」 300文字
 Letters(本文のみ)  16,670文字
 「親愛なる妹へ」 300文字
 「春告鳥」 600文字
 「桜の木の下には__が埋まっている」 2,833文字
 「素朴な疑問」 872文字
 公式アンソロジー「でんたま!」 SS合計文字数 25,154文字 ※人物紹介文はノーカウント
 「秘密の庭」 300文字
 「金冠鳥の囁き」 1,915文字
 「白刃の煌めき」 300文字 ※刀剣乱舞(二次創作) Pixiv掲載
 「本丸日誌・雅」  4,399文字 ※刀剣乱舞(二次創作) Pixiv掲載
 「落ち葉の季節」 3,944文字

 放課後綺談・閑話「狐面は極彩色の夢を見るか?」 4,844文字

 Twitter300字SS×12作品 3,600文字
 ツイノベ×3作品 420文字

 合計:66,752文字

 ……よく書いたなあ……。しかし、その割にはサイト連載は進んでないので、なんかこう、空回りした感も半端なく……。
 来年はもう少し腰を落ち着けて、連載を進めていきたいと思いました。


 というわけで、2017年の抱負はこちら。

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○でんたま「月に捧ぐ歌」を進める
○《gilders》を完結させる
○「T☆T」のノベライズを進める
○Shining k-nights「Record Note」を進める
○『東大陸動乱!』外伝1を進める
○Tales of Farnシリーズを進める

●創作サークル「空想工房」としての活動

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 2017年は、サイト連載作品の更新に力を注ぎます。
 また、新たに立ち上げました創作サークル「空想工房」で活動していきます♪
 個人の刊行物は……しばらくないかなーと思います。

 「松和荘」のお話をもっとちゃんとまとめたいなとか、「月に捧ぐ歌」の製本化も考えようかなとか、その前に「外伝」をまとめて出したいなとか、色々考えてはいるのですが(^^ゞ

 色々なイベントに出たり、アンソロジーに参加したり、ネット上の企画などに参加したりしまして、それぞれとっても楽しいし続けていきたいと思うのですが、どんなに外へ向かって活動したとしても、やっぱり自分の「本拠地」はここ――サイト「星明かり亭」にあって、ここを一番に考えていきたいな、という思いが強くなりました。
 本拠地を疎かにしたら、創作の土台そのものが揺らいでしまいますので、もうちょっとちゃんと、地道に足元を固めていこうと思います。

 あっ! あと来年から、HNとPNを分けます!
 ネット上(サイトやツイッターなど)での「名乗り」には変わらず「seeds」を使いますが、作品を執筆・発表する場合は「小田島静流」のペンネームを使います。
 この名前は遥か昔に使っていたものなのですが(^^ゞ チャットなどで「静流」が一発で出ないのが面倒で(おい) ずっと「seeds」を使っておりました。
 ただ、例えば同人誌の背表紙にPNを入れる時とか、アンソロジーなどで他の方々と名前が並ぶ時に、一人だけ英単語だとバランスが悪くて浮いてしまうのがもう、気になってしまって……。

 というわけで、「空想工房」の会誌「カケラ」準備号から「小田島静流」のPNで執筆してまいりますので、何卒よろしくお願いいたしますm(__)m


 今年もたくさんの方に励まされ、支えられてきた一年でした。本当にありがとうございました!!
 そして来年もまた、星明かり亭とseeds(小田島静流)にお付き合いいただければ嬉しいです♪
  
 来たる2017年が皆様にとって実りある、素晴らしい一年になりますように!

更新情報・でんたま「月に捧ぐ歌」第六章[8]


 前回のエントリーで「今年最後の更新が~」のようなことを書きましたが、あれで締めるのはあまりにも、と思ったので、どうにか頑張って前倒しして書き終えた分を第六章[8]としてアップいたしましたー!!

 ホントはこの次まで書きたかったんだけど、そこまではとても間に合わなさそうなので、それは2017年最初の更新に出来るように頑張りますっ!


更新情報・でんたま「月に捧ぐ歌」第六章[4]を挿入・以降が一つずつずれました


 でんたま・「月に捧ぐ歌」・第六章[4]に追加エピソードを挿入。これまで[4]~[6]として番号を振っていた部分を一つずつ後ろにずらしました。

 実は、どうしても落としてはいけないエピソードをうっかり入れそびれたまま書き進めてしまっていて(>_<)
 本当は、こういう後出しはしたくなかったんですが、話の流れ的にここが一番しっくりくる位置だったので、[3]と[4]の間に挿入して、以降の話をずらした次第です。

 更に、第四章[13]もちょこっとだけ加筆訂正をしておりますm(__)m こちらは本当にちょこっとなので更新履歴に入れておりませんm(__)m

 続きの更新でなくて本当に申し訳ありません(>_<)
 しかも、直前の「月に捧ぐ歌」の更新が去年の10月だったことに気づいて血の気が引くほど驚きました……。ついこないだ書いた気でいたんです……!!

 2016年の最後の更新がこんなバタバタで本当にお恥ずかしい限りでございます……。

 来年こそはきっちり続きのお話を書いてまいりますので、どうぞお付き合いくださいませm(__)m

Merry Christmas!!

2016xmas.jpg

 ティーエからクリスマスカードのお届け物です+.(≧∀≦)゚+.゚



……実は年賀状イラストにと思って書いたけど上手く行かなくて、線画状態でほったらかしにしていたものでした(^^ゞ
 ふと「サンタっぽい衣装を着せたらいけるんじゃない?」なんて思って、せっせと書き加えましたw

サイト変遷(覚書)


 ただいま、ツイッターでモーメント機能を使って「星明かり亭のクリスマス」という、過去作品や企画でクリスマスを題材にしたものを紹介しているのですが、過去の更新履歴を探っていたら、結構「一日限定TOPでもうデータが残ってない」とか、「いつやったのか記載がない」とか、曖昧な部分が出てきまして(>_<)

 そもそも、星明かり亭の変遷をきちんとデータで取っていないので、記憶もあいまいになって来ていて訳わからんことになっているので、ここで一度まとめてみたいと思います。




(データとして残っている情報)

1999年 個人サイト「空想工房」を創設 →2005年8月25日に閉鎖(更新履歴データより)
     ※「1999年」はサイト下部のコピーライト部分のみで正確な日付等のデータなし

2000年12月30日 個人サイトから創作コンテンツを切り離し、「星明かり亭」を増築(更新履歴データより)

2005年3月25日 「starlite-inn.com」の独自ドメインを取得。サイト移行。


(データは残っているが曖昧な情報)

2003年5月15日 サイト改装時に、それまでファンタジーは「星灯り亭」・SFは「Cafe Starlite」とページを分けていたのをやめた模様



(記憶はあるけどデータがない情報)

1997年 大学の授業でHTMLを習い、面白かったので、無料ホームページサービス(ジオシティーズ)を使った個人サイトを始める
→これが「空想工房」という名前だったはず。当時はイラストと詩メイン。

どこかのタイミングでジオシティーズから現在のロリポップに移行している(ただし最初は無料ホームページだったはず)

(12/19追記:ジオシティーズからロリポップに移行する前、もしかしたら「ぷらら」のプロバイダ契約内に入ってたホームページサービスを使ってた可能性がある)


(別館)

・web素材サイト《星屑露天商》は2000年10月31日に開設

・「幻水ファンサイト「幻燈館」は2002年7月30日開設~2013年8月12日に閉鎖(→主なデータをPixivに移動)
 ※「2002/12/11 サイト移転」という更新履歴の記述が残っていたので、ここでロリポップに移動か?

・.hackファンサイト「かそけき黄昏の双丘」は2002年10月8日に開設~2003年9月15日に閉鎖

・お題配布サイト「シーマの館」は2005年3月29日に開館(ただし、履歴に「2003.08.25 36 etude開始」という記録が残っていたので、最初は「星明かり亭」内のコンテンツだったのを2005年に独立させた模様)


Twitter300字ss・「火・炎」


 300字という字数内で一週間掛けて完結した小説を書き、それを公開して交流や宣伝に役立てようという「Twitter300字ss」。
 第二十八回目のお題は「火・炎」。
 今回こそは遅刻しないぞー!(笑)



『glow』

最初は焚火。旅の途中、野営するために熾した小さな火。それが私。
火に手をかざして、ふと笑った貴方の優しい瞳に運命を感じたの。
暖かいな、なんて褒めてくれたから、頑張って燃え続けたわ。冷え切った貴方の体と心を、少しでも暖めるために。
お次は角灯。暗い洞窟の奥、不気味な屋敷の地下。宿屋で夜更かしする時も。そっと周囲を照らしながら、貴方の横顔を眺めるのが好きだった。
最後は暖炉。寒さが苦手な貴方は、雪が降る前から暖炉の前に陣取って、頑として動こうとしなかったわね。
「長いこと、世話になったな」
それはこちらの台詞だわ。だって私は貴方の契約精霊。貴方こそが私の存在理由。
命の炎が消えるその時まで、共に在りましょう。





 「でんたま」シリーズより、「未来の卵」より遥か昔、ゲルク老と共にエスト村へ定住した偏屈な精霊使いグランと、その契約精霊である火の精霊の小話。

 「未来の卵」でラウルに提供された村はずれの小屋は、このグランが住んでいた小屋です。
 グランが住んでいた頃は、台所の竃と居間の暖炉、そして風呂釜は火の精霊が管理してたので、火加減ばっちりだった、という設定を遥か昔に思いついて、しかしどこにも生かせず(笑) 寝かせていたのを思い出して引っ張り出してきました。

(かの世界では、本来精霊というのは自然に存在するもので、一所にとどめておけるものではないのですが、所定の手続きを経て契約を交わすことで、契約期間中はその精霊使いのもとで行動することが可能になります)

 この火の精霊ちゃんは、「邂逅~一枚の地図~」で出てき――かけてましたが、もうちょっとというところで話が進んじゃって結局出られませんでした(笑) 確か初稿ではめっちゃ出てたんですが、長くなったんで削ったんだった……。