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2017年総括


 なんだかついこないだまで夏だった気がするんですが(^^ゞ
 疾走感あふれる2017年、まずはプレイバックから!

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○でんたま
・未来の卵・Epilogue「Home, Sweet Home」「Welcome home !」
・SS「Just the way you are」「泉の伝説」「銀星の雫」
・制作ノート(改装)&「エスト村マップ」追加

○でんたま・Spin Off Story:《極光王国奇譚》
・SS「永遠の微笑み」「氷雪の女王」「一輪の花」「甘い星粒」「あなたの傍に」

○TRICK"STAR";Trick!
・ページ構成を刷新
・SS「花ノ下ニテ」

○放課後綺談
・閑話・狐面は極彩色の夢を見るか?(同人誌より再録)

○垂れ耳エルフと世界樹の街
・Prequel
・人形の眠りと目覚め
・SS「百年の刹那」「百年の刹那・幻の花」「百年の刹那・風にとける花」「キノコの森の音楽会」「合鍵」「雲海の燕」「大人の味」「星粒リーフパイ」「星粒リーフパイ・燐光」「食性」「聖者の贈り物」

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 ええとですね……たくさん書いているように見えますが、これ全部「同人誌版をwebに再録」または「お題挑戦もの」なんですよね……orz
 サイトの連載や書き下ろしが一編もないというのは……ちょっと自分でもショックでした。

 去年末の抱負を見ると「サイト更新を頑張りたい」とか書いてるのに……orz

 
 冒頭でも書いている通り、2017年はのっけからバタバタしておりまして。

 1月~3月までは(家の事情で)ほんとてんてこまいで、ブログを見てもほとんど動きがありません。
 水面下ではサークル「空想工房」の会誌「カケラ Vol.01」の編集作業や、うっかり生やした個人誌「茨の聖女」「垂れ耳エルフと世界樹の街(コピー本)の作成をしたりしてたんですが、気もそぞろでした。
 それもそのはず、子供が高校受験でして……合格発表の日までもう、胃が痛い日々を……(^^ゞ
 高校受験が終わらないと、4月以降の予定がはっきりしないため、実は4/1のテキレボ5も行けるかどうか微妙だったという……。

 晴れて子供が高校に合格しまして(その節は皆さま、あたたかいお言葉をありがとうございました!)、なんとか4/1のテキレボ5は直参することが出来たわけです……が、まさかあんな、冷たい雨が降るとは思わなかったよね……( º言º )

 ちなみに、テキレボに出るたびに「個人誌はないよ!」→「なにかしら誤字る」→「そのネタでいじられる」→「そのネタで話を書くことになる」という流れが出来上がっておりまして……orz
 テキレボアンソロの紹介文を誤字って「尻ファンタジー」なる新ジャンルを爆譚させたり……ツイッターで「更に」を「皿に」と変換ミスして「皿の話」を書く羽目になったり……_:(´ཀ`」 ∠):_
 次は……もうないと信じたい……。

 はてさて、4月からは子供が高校生になり、お弁当生活が幕を開けたため(学食がないのですよ)、この夜型まっしぐらのワタクシが!! 毎朝06:30に起きてお弁当を作ることに……まだ慣れてません……orz

 テキレボ5が終わってからは、これまであちこちの同人誌に載せたままでサイトへの掲載をすっかり忘れていた作品や、ツイッターでのお題挑戦などでブログにはアップしていたけどどこにもまとめていなかったSSなどを、各作品ページにまとめる作業を、ちまちまと進めておりました。

 中でも、長らく放置していた「TRICK"STAR";Trick!」のページに、300字SSポストカードの「花ノ下ニテ」を格納するにあたり、フレームを多用していたページをCSSで改装したのは、かなり大変でした……。基礎から立て直すような大掛かりな工事になってしまい(>_<)
 フレームもそうですが、HTML5になってから色々と使われなくなったタグが増えてきたので、古いHTML構成のままだとブラウザによって表示が崩れまくるんですよね(=_=) 折を見てあちこち直してますが、そのうち抜本的な改革に乗り出さないと駄目かな……。WordPressとかも気にはなってるんですが、まだそこまで手を出す余裕が……。

 6月には、それまで手を出していなかった投稿サイト「カクヨム」さんに「未来の卵」を転載し、「大人が読みたいエンタメ小説コンテスト」に応募してみたりしました(^^ゞ コンテストに応募したことで、沢山の方に読んでいただけただけでなく、「以前読んだことがあって、懐かしくて読み返しました!」という方もいらして、とても嬉しかったです。

 7月からは「カケラ Vol.02」に向けて本格始動し――たのですが、なかなかプロットが進まず、書いては没、書いては没で、かなり難航したんですよねえ(^^ゞ

 また、この辺りから、趣味で習っているクラシックバレエの発表会に向けての練習が本格化してまして、暑いわ練習きついわネタは下りてこないわ、もう一つやってるサークル活動の会誌のネタも決まらないわで、かなり悶々としておりました。(自覚はなかったんですが、結構言動が荒れていたようで……ご迷惑をおかけしました)

 8月は帰省したり家族旅行したりで、これまた腰を据えて書く時間を取ることがなかなか出来ず。しかし、旅先で見聞きしたものや、移動時間にぼーっと考え込んだりできたので、これはこれで良かったのかもしれません。
 しかし、8月の北海道旅行で連日雨に降られ、真っ先にしまむらに駆け込んで長袖の上着やら長ズボンやらを買う羽目になるなど……だれが想像できたというのだ……orz

 9月はもう記憶がないくらいしんどかったです。
 会誌は編集の追い込み。もうひとつの方も追い込み。バレエの発表会も追い込み。更に、子供の運動会が雨で一日順延となり、バレエの発表会とバッティングするという最悪の事態も発生。
 あの時ばかりは神様を恨みましたね……。ここまで当ててこなくてもいいだろう、と。

 ドタバタのうちに何とか発表会は終わり、あとは10月のテキレボに向けた準備をするだけになったので、ほんと大分楽になりました。

 この、夏のバタバタで消耗しきった心を埋めるように、スマホアプリゲーム「FGO」にドハマりしまして、取りつかれたようにプレイしてます(現在進行形)。そして推しが辛くて痩せました……(これはようやく治まってきた)。

 さて、色々余裕が生まれたことで、出せるかどうかわからなかった新刊「垂れ耳エルフと世界樹の街 ~人形の眠りと目覚め~」も無事、オンデマンド印刷で出すことが出来ました。

 これは前回のテキレボアンソロ「嘘」に出したお話に大量の加筆&書き下ろしを加えたもので、半分方はもう書き上がっていたのですが、「どうしてもここまで収録したい!」というところまで書けるまでは、ずっと「無理かも」「中途半端な状態で出すくらいなら次に回そう」と思いながら書いてました(^^ゞ

 この「垂れ耳エルフ」シリーズは、ツイッターで何かの話題が出た時に、何の気なしに「エルフのおっさんっていいよね……」みたいな呟きをしたことから生まれたもので、「世界樹の街」という世界観自体はもう何年も前から練っていたものだったのですが、そこにひょっこり「怠惰な美おっさんエルフ」と「面倒見のいい翼人の配達員」「自称・お人形ちゃん」を入れてみたら、急に話が動き出したので、ついつい筆がのってあれこれ書いているうちに形になったものです。

 最初はTwitter140字SS。それを膨らませたものがテキレボアンソロ「嘘」に出した「fragile」。書ききれなかった部分を追加して出そうと思ったけど間に合わず、せめて何か出したい、と4月のテキレボにコピー本で出したのが前日譚「Prequel」。それから、ようやっと続きを書いて、10月のテキレボで出せたのが「人形の眠りと目覚め」、というわけで、ちょっとした閃きからここまで広がるのも、創作の面白さですね。

 本当なら、「人形の眠りと目覚め」の後にもう一話入れて、その後にテキレボアンソロ「祭」に出した「星祭」を収録して、もっと分厚い文庫本にする予定だったんですが……さすがにそこまでたどり着きませんでした(^^ゞ

 さて、この「垂れ耳エルフと世界樹の街 ~人形の眠りと目覚め~」ですが、在庫僅少(というか残り一冊)ということもあり、11月からサイト公開をしています。
 今まで、同人誌版(書き下ろし)作品は完売するまでサイトに上げないようにしていたのですが、昨今の同人誌事情・web小説サイト事情などを鑑みるに、「サイト掲載をまとめたものを同人誌で出す」パターンだろうが「同人誌書き下ろしで出して、後日サイトに再録する」パターンだろうが、読む人は読むし読まない人は読まない、という結論に達したので(暴論ですがね)、気にせずサイトに上げていこうという気持ちになりました。

 なので、「垂れ耳エルフ~」に関しては今後、「まずサイトに掲載してから、区切りがいいところまで溜まった段階で同人誌にまとめる」流れで行こうと思ってます。

 2017年後半はこの「垂れ耳エルフ~」関連の更新(同人誌等からの再録)が中心になっておりますが、合間に「でんたま」のサイト未収録作品(「未来の卵・下巻」や「未来の卵読本」に入っていた書き下ろし分)をサイトアップしています。
 その一環で、「制作ノート」を改装して、「エスト村マップ」を入れました。

 さて、ホント今年は「走り抜けた」という感じなのですが、来たる2018年はもう少し落ち着いた年に……したいです……。

 また、例年はここで来年の抱負を箇条書きしているのですが、毎年同じことしか言ってない上に全然達成できていないので、もう来年の抱負はこれにします。

「書きたいものを書きたいだけ書く!!」

 趣味でやってんだから好き勝手にやろう、と吹っ切りました。

 サイトも同人活動も、無理して誰かのペースや流行りに合わせるのではなく、自分のペースで気ままに、楽しく、のんびりやっていこうと思います。

 こんな感じでございますが、来年も星明かり亭とseeds(小田島)にお付き合いいただければ幸いです!!
 それではよいお年を!
[ 2017/12/31 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

「垂れ耳エルフと世界樹の街 ~人形の眠りと目覚め~」・[丘に咲く花][余聞]をアップしました


 年末の駆け込み更新ですが(^^ゞ 「垂れ耳エルフと世界樹の街 ~人形の眠りと目覚め~」・[丘に咲く花][余聞・月鏡]をアップしました~!

 これで同人誌版「人形の眠りと目覚め」の内容は全てサイトアップいたしました。
 
 以降、「垂れ耳エルフと世界樹の街」シリーズは、サイトアップを先行し、ある程度溜まった段階で同人誌版を検討するやり方に変えていきますので、何卒ご了承ください。

 なお、[余聞・月鏡]のページから、同人誌版では書かなかった後書き(という名の解説)のページにリンクを貼ってございますので、お時間ございましたらそちらも是非♪

 サイト掲載と並行して、「カクヨム」並びに「小説家になろう」へも同内容を転載しております。
 読書環境や対応機種で読みやすさが違うと思いますので、読みやすいところを利用していただけたら、と思います!

[ 2017/12/29 ] 更新情報 | TB(0) | CM(0)

でんたま「制作ノート」を改装しました


 でんたま「制作ノート」を改装しましたー!!

 フレームページをCSSに改装したくて、随分前からあれこれいじっていたのですが、ようやく形になりました。

 ついでに、「エスト村マップ」を追加しました♪ こちらは「未来の卵読本」に収録されていたもので、これで建物の位置関係などを確認しながら読み返していただくと、また面白いのではないかと思います(^^ゞ

 この「エスト村マップ」をサイトに上げたくて、載せるならついでに古いページ構成も変えないと、ということで、実は去年くらいから地道に改装してたんです(^^ゞ

 ついでに、ページに入りきらなかった「でんたまQ&A」を独立させてみました。


 

 この「エスト村マップ」を作成するにあたって、脳内にしかなかった「エスト村マップ」を紙に落とし込んで、ついでに村人の構成も考えて(人口百人に満たない、という設定と村の規模を合わせるために必要だったので)、改めてこの村の「廃屋」の多さに愕然……。 
 なんせこの村、家族単位で見ると15家族くらいしかいないんですよ。しかし村内には民家が(現存してるだけでも)30軒ほどあるわけで。
 なので、広場に近い方の家屋にしか人は住んでなくて、あとは空き家になってるんですね。
 改めて、「かつては賑わっていたが今はすっかり寂れてしまった」村なんだなあと……しみじみしました。
[ 2017/12/27 ] 更新情報 | TB(0) | CM(0)

「垂れ耳エルフと世界樹の街 ~人形の眠りと目覚め~」・[幕間]をアップしました


 「垂れ耳エルフと世界樹の街 ~人形の眠りと目覚め~」・[幕間・雨宿り]をアップしました!

 ユージーンのちょっと珍しい様子が見られる希少な回です(笑)

 サイト掲載と並行して、「カクヨム」並びに「小説家になろう」へも同内容を転載しております。
 読書環境や対応機種で読みやすさが違うと思いますので、読みやすいところを利用していただけたら、と思います!



 ちなみに英語版の副題となっている「Dolly Dances」はエステン作「人形の眠りと目覚め」の発想標語から取りました。
 
 元々この「人形の眠りと目覚め」はエステンの同名曲からタイトルをいただいている訳ですが、どうせなら拘ってみようと、発想標語も使わせていただいております。

 エステンの「人形の眠りと目覚め」は4部構成で、最初が「ゆりかごの歌(Cradle Song)」、次が眠りに落ちる音「人形、眠る(Dolly Sleeps)」、次がかの有名な給湯器の「お湯が沸きました」メロディーにも採用されている「人形の夢(Dolly's Dream)」、そして目覚めの音「人形、目覚める(Dolly Awakes)」、最後が華やかなメロディーの「人形、踊る(Dolly Dances)」。
 
 このうち、「ゆりかごの歌」を「前奏」、「人形の夢」を「間奏」のサブタイトルとして使ったのですが、ここまで使ったんならどうしても「Dolly Dances」も使いたくて(^^ゞ (「人形、眠る」と「人形、目覚める」は非常に短く、一種のジングルのような部分だし、うまく使える場所もないので省きました(^^ゞ)

 しかし「Dolly Dances」だけだと、この「雨宿り」の本文内容が分かりにくいと判断し、英字版サブタイトルとして使わせていただきました!
 (同人誌版は表記をミスって「Dolly' Dances」になってますが見逃してください……)
[ 2017/12/23 ] 更新情報 | TB(0) | CM(0)

更新情報・でんたまSS「泉の伝説」


 でんたまSSに「泉の伝説」を追加しました!

 こちらは同人誌版「未来の卵」のおまけとして配布している「未来の卵読本」に掲載するため書き下ろしたお話。
 夏祭にまつわる小話です。

 エスト村の夏祭は近隣住人も集まって盛大に行われるものですが、いつの頃からか「想い人に告白する日」という風習が生まれまして……・。それにまつわる悲喜こもごも――に巻き込まれるラウルの話です。

 これで、でんたま関連でサイト未掲載のお話はもうないはず……(^^ゞ
 あとは「読本」の「エスト村マップ」を上げるくらいですかね。
[ 2017/12/17 ] 更新情報 | TB(0) | CM(0)

空想工房・会誌「カケラ Vol.02」感想まとめ


 主催を務めさせていただいておりますサークル「空想工房」の会誌、「カケラ Vol.02」の感想をツイッターで呟きましたので、こちらにまとめておきます。


 まず、表紙&裏表紙を担当してくださったのはKaLさん!
 テーマとジャンルが決まってから、内容丸投げでお願いしたのですが、めちゃかっこいいコンビを書いてくださいました~♪♪ これぞまさに「スパイと相棒」! ピンチ(?)でも余裕の笑み。かっこいい!


「彼の右腕」 小田島静流

…トップバッターが自分の作品なんで書きにくいんですが(^^ゞ
 実はこの内容に決まるまで、話が二転三転しまして……。一番最初に思いついたのがこの話だったんですが、内容に「ミステリー」が入らずに一度没にしたんです。「ミステリアスなマスター」ということで……(^^ゞ
 あ、内容に触れてないw 遥か昔に姿を消した伝説のスパイを探して辺境惑星までやってきた主人公が、ようやく見つけた人物は……という話ですが、この「伝説のスパイ」の名前が決まらず、ようやく思いついたのが「ベンジャミン・バニー」で、「! それ『ピーター・ラビット』に出てくるキャラ!」ってなったのが懐かしいですね。


「一流の条件」 KaLさん

…おおっとファンタジー世界のスパイだあ!! わあどんな風になるんだろう、とワクワクしながら読みすすめたら「ウワアアアあああ!!!\(゜ロ\)(/ロ゜)/」ってなること間違いなしの作品。さああなたも一緒にうわあああああってなろうぜ!!(ネタバレ回避)


「カタリナ」 泡野瑤子さん

…胸がつんと締め付けられるような堂々巡りのお話。戦争によって運命を狂わされた人々の悲哀。いつかシモンが、まるでメビウスの輪のような「繰り返される悲しみ」から抜け出せる日は来るのかな……。


「ライバルを蹴落とせ」 都岬美矢さん

…今回はイラストで参加の美矢さん! 静かなる攻防戦の勝者はどうやら……?
 スパイというとどうしても、映画の影響か派手なアクションを想起してしまいますが、実際にはこういう「水面下の争い」がメインなんですよねえ。

 ちなみに美矢さんは、台割の都合でどうしても空いてしまったページのカットも担当してくださってます! 今回はテーマが「スパイと相棒」ということで、それっぽいイメージで、と話し合った結果、現代のスパイツール、というイメージで書いてくださいました♪
(色々考えてる中で「スパイというと、どうしても煉瓦の壁にサーチライトが当たってるイメージがある」という話をしたんですが、それってどう考えても任務失敗してますよね……(^^ゞ)


「危険請負人」 伊崎美悦さん

…見るからに「普通じゃない」 コンビが請け負う「危険」とは……! 実にミステリアスな作品です。ベクトルは正反対なのに、どちらも「どう見てもあっち系」な二人が、意外と「常識人」なギャップがまた面白い。


「エージェントKDM」 かんじさん

…もうタイトルで「キター!!!」と思いましたが(笑) お馴染みの「例のテープレコーダー」から始まってる辺りがもう最高です。色々な「スパイのお約束」を見事に踏襲しつつ、最後がまた秀逸なオチ……。何を言ってもネタバレになるうう(^^ゞ


「やぎさんゆうびん」 ゆたんぽさん

…タイトルを見て、ほのぼの系のお話かと思ったら、いやあ見事などんでん返しに「やられたあ!」と膝を叩きました。情熱的なラブレター、書く方も読む方も、そしてくろやぎさんも大変だったと思いますが(^^ゞ スカッとするラストでした!


 ここからはゲストの方の作品。「カケラ Vol.02」には三名のゲストをお呼びしました。


「インスタント・パートナー」 土佐岡マキさん

…新興宗教の内部調査を行うために、信者として潜入した有能なる女スパイが、即席の相棒と共に、振りかかった火の粉を払い落そうとする……と、ここまで読んだだけでもドキドキなのに、意外な結末が待ち構えていて! さすが土佐岡さん!
 作中で、主人公の本名が一切明かされないところも、その場に応じてキャラクターを使い分けるところも、実にリアルでかっこいい……! この即席コンビの新たなるミッションが是非読んでみたいと思いました!


「みずごころ」 鈴木梢さん

…こちらは思わずきゅん、と胸が高鳴るような、恋心を燃料に奮闘する男子大学生くんのお話。いくら好きな子のためとはいえ、恋敵にあえて接触しようというガッツがすごい!
 それにしても、芸術家は本当にマイペースだなあ…。どんでん返しから驚きのラストも見事!
 そして、全部読むと、改めてタイトルの意味が「ああ!」と腑に落ちるわけですよ。なるほど、だから「みずごころ」……。


「Fake & Betrayal」 青銭兵六さん

…相棒にかけられたスパイ疑惑を払しょくするため、奮闘する女性警官ノエル。しかし、当然のことながら相棒にはそれらしき素振りなどなく……? 予想外の結末に驚かされます。スパイスの効いた一作。実にハードボイルド。
 冒頭から映像として飛び込んでくるようなお話。特に、別の用事を言いつけておいて、人知れず「スパイ疑惑」の話をしてくる上司のくだりとか、もうくっきりはっきり、情景が目に浮かびます……!



 以上、メンバー7作・ゲスト様3作の計10作品が揃い踏みの「カケラ Vol.02」、お買い逃しがございましたら通販(BOOTH)も受け付けておりますので、どうぞよろしくお願いいたします\(^o^)/


 ここからはよもやま話。

【後書きQ&A】
 前回好評だったので今回も入れてみた、後書きの質問コーナー。
 今回の質問は「スパイとして潜入してみたい場所は?」だったんですが、複数人が「エリア51」と答えていたのが印象的でしたね(^^ゞ

【デザインなど】
 表紙&裏表紙をKaLさんに丸投げしたので(コラ)、中表紙や目次、後書きなどもそのイメージに合わせ、全体的に「ダウンタウンの壁」のイメージで作ったんですが、ちょっと色を暗くし過ぎて読みづらかったなーと反省……orz

 また、今回も表2・3印刷をしてみました! こちらは表紙の色と対照的になるよう、鮮やかな青緑を選択。
[ 2017/12/11 ] 感想 | TB(0) | CM(0)

「垂れ耳エルフと世界樹の街 ~人形の眠りと目覚め~」・[間奏][3]をアップしました



 「垂れ耳エルフと世界樹の街 ~人形の眠りと目覚め~」・[間奏・人形の夢][3]をアップしました!

 ここまでが一つのお話で、実は一番最初にアンソロ「嘘」のプロットを立てた時はここまできっちり書く予定だったんですが、まあ4,000文字に納まるわけがありませんでしたね。早々に断念して[2]まで――と思っても入らなくて、更に削ったんですよ(笑)


 なお、サイト掲載と並行して、「カクヨム」並びに「小説家になろう」へも同内容を転載しております。
 読書環境や対応機種で読みやすさが違うと思いますので、読みやすいところを利用していただけたら、と思います!

 掲載方法で色々悩んではいるんですが、とりあえず自サイトは「各話ずつ」、投稿サイト(なろう・カクヨム)は「同人誌版と同じ括りで」投稿しようと思います。
 話数が増えてきて読みづらくなったら、サイト版の掲載方法を変更するかも……。

 あと、なろうさんに関しては短文が投稿できないので、サイトやカクヨムさんではぺージを分けている「前奏」「間奏」をそれぞれ[1][3]の冒頭にくっつけております。ご了承くださいm(__)m
[ 2017/12/11 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

「垂れ耳エルフと世界樹の街」・SS「食性」「聖者の贈り物」をサイトに掲載しました


 「垂れ耳エルフと世界樹の街」・SS「食性」「聖者の贈り物」を作品ページにまとめました!

 「食性」は11/29(イイニクの日)にツイッターで呟いた140字SSを2本まとめたもの。
 「聖者の贈り物」は「Twitter300字ss」参加作品です。

 ※初出順に並んでますが、時系列がバラバラなので、時間経過を追いたい方は作品ページ上部の「時系列順作品リスト」をご覧ください。
[ 2017/12/05 ] 更新情報 | TB(0) | CM(0)

Twitter300字ss・「贈り物」


 300字という字数内で一週間掛けて完結した小説を書き、それを公開して交流や宣伝に役立てようという「Twitter300字ss」。
 第三十八回目のお題は「贈り物」です!
 これが2017年最後のTwitter300字ssとなります。


『聖者の贈り物』

 彼女の故郷では、冬至の夜に聖者がやってくるという。
 いい子には贈り物。悪い子にはお仕置きを。
 贈り物を待ち望む子供達は神妙な面持ちで家の手伝いに精を出す。


「この街には、そういった風習はないのですね」
 そう呟く少女は、どこか寂しげで。
 だったら何か贈って驚かせてやろうぜ、と息巻く友人の言葉に頷いたはいいものの、何を贈ればいいか見当がつかず、秘密の作戦会議は小一時間も続いている。
「人形は?」
「人形に人形やってどうすんだよ!」

「まったく……全部聞こえているのですよ」
 白熱する議論に苦笑を漏らしつつ、とっておきの茶菓子を追加する。
「二人とも、お茶が入りましたよ」
 慣れないことで頭を悩ます二人に、せめてもの労いを。 




 『垂れ耳エルフと世界樹の街』より、骨董店の片隅でひそやかな作戦会議の図、でした。

 《世界樹の街》に「クリスマス」そのものはありませんが、いくつかの街区には似たような冬の祭があるようです。
 ユージーンの暮らす十二番街やオルトの暮らす一番街にはそういったお祭りがないので、少女の語る「冬至を祝う風習」は物珍しかったのでしょう。

 素知らぬ顔でお茶を配る少女は、きっと当日まで知らぬ存ぜぬを通しつつ、二人への贈り物をこっそり準備して、お互いに驚かしあうんじゃないかなと思います(^^ゞ
[ 2017/12/02 ] Short Stories | TB(0) | CM(0)