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日常の呟きから小説裏話まで
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テキレボアンソロ「海」感想呟きまとめ・4


 4/16より順次公開されております「第7回webアンソロ「海」」の感想をまとめたものです。
(十五作品ずつまとめております)




井の中の魔法の海 田畑農耕地さん サークル名:虚事新社

…ああ……幼い頃に体験した「魔法の海」にタネがあるように、「今のヨッちゃん(の立場)」もある種のマヤカシであることを知っている主人公が、なんとも切ないですね……。
 今も魔法の海の向こう岸で手を振っているかもしれない「あの頃のヨッちゃん」が、いつか戻ってきたらいいな、と思いつつ。


甘葛浜茶譚 濱澤更紗さん サークル名:R.B.SELECTION

…いやーまったく、ごちそうさまでした!(満面の笑み) このあと、折角のチャンスを無駄にしないように、包囲網を固めてあげてほしいですね!!


美少年興信所・第三話「倉の中」抄 鳴原あきらさん サークル名:恋人と時限爆弾

…どちらにも心に抱えているものがあって、それらが絡み合っていく先に、少しでも光が見えたらいいのにな、と思わせるお話でした。


月蝕~静かの海 つんたさん サークル名:みずひきはえいとのっと

…海は海でも月面の海。「海」と言われている部分は盛り上がっているとは存じませんでした……。同じ月でも不吉の象徴という民族もいれば、直視してはならぬほどに神聖なものとして扱う民族もあり。人も時代や地域でそれぞれだけれど、それでも変わらぬものもあるのでしょうね。良い船出を。


海老で鯛を釣る へにゃらぽっちぽーさん サークル名:へにゃらぽっちぽー

…海老で鯛を釣っ……あれっ? この後、何が釣れるのか、ちょっと見てみたいですね。


九〇パーセントの水 雲鳴遊乃実さん サークル名:鳴草庵

…憎むほどに嫌う「仇」を教室から排除することに成功して、胸がすく思いだったとは言っているけれど、本当はそんなことをしたところで過去の痛みも恐怖も消せはしないし、何もかもなかったことになんてならない。結局のところ、傷は広がっただけで、今も透明な血を流し続けているのかな、とも。


人思う刀」 惟さん サークル名:水中月

…ああー、むっちゃんが最後に訪れたかった場所はそこか……。いつかは来るだろう終焉の日。どう過ごすのかは男士それぞれだろうけど、これが例えトゥルーエンドなのだとしても、叶うことなら、このままみんなで過ごす日々がいつまでも続けばいいのに、と思ってしまった……。


盆踊りの表側で 橋本野菊さん サークル名:アテナ戦記

…ああ……「私」の気持ちも、そして「私」のお母さんやおばあさんの気持ちも分かってしまうだけに、胸に刺さる……。でも――「私」はその目標地点まで辿り着いた時、本当にその言葉を吐き出すのかな、とも思いました。登っている時と、登り詰めた時の感情はまた違うから。


答え合わせは戦火の中で 白河 紫苑さん サークル名:BRADDY毒苺堂

…海は海でもそっちの海かー!! 燃焼経験者って括りが凄い(^_^;) 燃え盛る焔と血で真っ赤に染まった鶴さんこそ、まるで生ける炎のように映ったことでしょう。


漂う遺跡 野間みつねさん サークル名:千美生の里

…わあお! 「漂う島」と聞いただけでもう胸がときめきます! 知識欲旺盛な青年魔道士と、古代王国人の末裔。伝説の島を探索するには実によいコンビネーションですね。一体この島にどんな物語が眠っているのか、二人に許可を出した女声の正体も含めて色々気になります~!!


ひとり島 孤伏澤つたゐさん サークル名:ヨモツヘグイニナ

…かつて地震で半分を海に持っていかれた村の、小さな風習とお祭り、そして夏の苦い思い出。海に沈んだ村が、潮にやられても未だにそこに残り続けるように、陸に残った村では、鰹節の匂いが今も時折漂うのですね。
 人は何よりも「匂い」に思い出を残すのだという話を、ふと思い出しました。


海は本当にあるのだろうか 成瀬 悠さん サークル名:狼と蝶

…実は「自分が実際に見て「ある」と認識していること」というのは世の中のほんの一部で、ほとんどのことは「存在は知っているけど実際に確かめたことはない」もので出来ているのかも、と思いました。
 何やら事情のあるお二人、いつか本物の海を見ることは叶うでしょうか。


君の匂い 小鳥遊みちるさん サークル名:天鏡ラボラトリー

…完璧な空調が保たれている月面コロニーにおいては「場所の匂い」というものはかなり駆逐されてしまっているのかも。それだけに、地球からやってきた彼女の持ち込んだ「故郷の匂い」はきっと瑞々しいものだったのでしょう。
 悲劇と困難を乗り越えて、無事再会を果たした二人に幸あれ!


別れ 庭鳥さん サークル名:庭鳥草紙

…抗えない時代の波に、それでも凛と前を向く御台所の芯の強さに魅せられました。共に見に行こう、と願う海は、まだ触れることも叶わないだろう冷たい海。だけれど、せめてその海は穏やかなものであってほしいと。


右の目の海 三谷銀屋さん サークル名:UROKO

…世話焼きな死神さんと、大往生を遂げたものの未練を残して死んだ老女。若き日の憧れを求めて覗きこんだ鮮やかな海は、もしかしたら老女の願いをそのまま具現化した幻なのかもしれないけれど、それでもそれは、とてもとても、美しい光景でした。

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