最近の学校事情というものは、私が通っていた頃とは大分違うようで。
先生方の苦悩をテレビなどで見るたびに、びっくりするやら呆れるやら。
私だってそんなに長く生きていないはずなのに、どうしてそこまで状況が変わってしまうのか。
一番荒れていた高校時代とて、授業中に歩き回ったり教室を抜け出すような生徒はいませんでした。
授業態度が悪かったり宿題を忘れてきたりすれば出席簿や指示棒ではたかれたりしましたが、それが「暴力」とは思いませんでした。
それなのに今や、ちょっと頭を小突いただけで「暴力を振るわれた」と親が乗り出してくるとは……いやはや何とも。
生徒におもねる先生なんて嫌だなあと思うし、そんな先生に子供を預けたくなんてないと私などは考えるのですが。
そういや高校時代、仲の良かった司書の先生は、柄の悪い男子生徒に「俺達の金で給料貰ってるんだろ」と絡まれて、「おやおや、あんた達は授業料を自分で払ってるの? 払っているのは親御さんでしょう。親の脛かじっている身でナマ言うんじゃないよ」と返してました。天晴れ。
他に最近気になるのが、マナーの低下。これ、若者よりも年配の方のそれがすごく目に付くんです。
ぶつかっても謝らない、狭い歩道を走ってきてベルだけ鳴らして猛スピードで通り過ぎていく、避けないと舌打ちをして強引に通っていく、道を譲られても頭一つ下げない。
あと食事のマナー。五十より上だろう方が、箸を持たない方の手をだらんと下げて片手だけで食事をつついていたり、食べ物が口の中に入っているのに喋ったり……。昔は今よりもっと厳しく躾けられたはずなのに、どうして〜!? と思ってしまいます。
うちが特別厳しかったわけじゃないはずなんだけど……。不思議。
そういや先日、子供のはしたない振る舞いを「みっともないからやめろ」と叱ったら、同行の友人に「みっともないって言葉を久しぶりに聞いたよ」と言われてしまいました。
でも、この「みっともない」はとても大事だと思います。自分の振る舞いが人に迷惑をかけていないか、恥ずかしくないか。マナーやモラルはそこから始まるのではないかと。